MI(ミニマムインターベンション)における患者さんへの教育 (Patient education)
歯磨きの仕方を習った事があるかと聞かれたらみなさんはどのようにお答えになりますか?
親から、小学校で、それとも歯科医院で、とのお答えを聞きます。さて、その磨き方は本当に現在のお口の状況に本当に合っているのでしょうか?
歯ブラシの毛先にも硬め、普通、柔らかめ、など様々な種類が売っています。一般的には硬い方が効率よく汚れがとれます。そのため、子供用は虫歯予防として子供用は硬めの設定になっていますが、それは歯周病予防には向いていません。
また、被せものの治療が多い方、歯周病が進んでいる方、また、がん治療中のかた等、口腔内の状況や体調によっても適切な歯ブラシは変わります。
どの歯ブラシが最も適切か一緒に相談しながら選ぶことは、歯科衛生士の大切な役割です。また、その歯ブラシを使いこなして頂けるよう一緒に練習をして頂きます。
お口の中の状況は年々変化をしていきます。そのため、これが最高の歯ブラシという商品は存在しません。お口の状況を見ながら良いと思われるものを提案しつづけるコンシェルジュを当院の歯科衛生士は担っています。
写真は当院で取り扱っている歯ブラシの一部です。Tepe、Butler singke tuft、 Lion Dent. Maxima Ultra Thin、Butler #03S
状況に応じて変えて頂くよう取り揃えております
今回は歯ブラシの話しを中心に書きましたが、顎の発育によい食習慣、おやつの取り方、歯周病予防のお話等、『何となく知っている』を『確信』に変えるお手伝いをスタッフ一同行って参ります。