歯ブラシの選択
週末にデンタルショーがあり、様々な歯ブラシや歯磨材が展示されていました。
以前から敬老の日に電動ブラシをプレゼントされるというお話を耳にすることがあります。
今日は歯ブラシについてご説明します
まず、手磨きと電動を比較します
電動ブラシには音波系と回転系があります。
音波系は水の振動によってブラシが届かないところの汚れをかき出すという利点がありますが
機械がやや重く機械の振動も実は筋力のない人にとっては意外と負担になります。
その点は一度手に取って確認して頂くことをお勧めします。
また、振動が強いため長く使用しないよう取扱説明書の書かれています。
大体2分くらいで全ての歯にあてるようになっているものが多いのではないでしょうか。
回転計は音波系より振動は弱いように感じる方が多いようです
機械が汚れをかき出してくれるため、あてているだけで良いのがメリットですが
やはり強くあてすぎると弊害はあります。
既にお持ちの方は、かかりつけの歯科医院で一度相談することをお勧めします。
最近の機種は軽くなっていたり、スマホと連動して
あて方の確認をしてくれる機種もあります。当院でも取扱いを始めました。
手磨きでは、歯周病予防についていえば、可能な限り長くしっかり磨く時間を作って頂くこと
歯ブラシだけでは難しい部分は、フロスや歯間ブラシを併用して頂く必要があります。
当院ではスウェーデン製のTepeの歯ブラシをお勧めしています。
毛先の柔らかさが日本製にはなく、クセになる感触です。
歯ブラシの置き方ですが、
写真にあるように毛先を上にしてください
使用していない時に乾燥させることが重要です
もちろん、それ以外の歯ブラシでも適切に使用出来れば問題はありません。
歯ブラシを選ぶにあったって
毛の硬さの簡単な指標です
子供用は汚れが早く取れるように硬めの設定になります
多くの方は普通の硬さになります。
男性は硬めが好きな傾向にありますが、あまりお勧め出来ません
また、歯周病が進んでいる方にはやわらかめ
という大まかな指標になりますが、参考にしてください。
是非、歯科医院でご自身に適した歯ブラシを選んで頂くことを
お勧め致します。