気候の変化と歯周病の悪化
以前から気候の変化と体調の変化の関連について多くの報告があります。例えば、高血圧、脳梗塞、うつ病、喘息などが気候の変化と関連がある事が報告されています。では、歯の病気はどうでしょうか。以前から、歯科医師は季節の変わり目に歯茎が腫れた患者さんが増える事を経験的に感じていました。岡山大学のグループが2015年に気候の変化と歯周病の増悪との関連性を報告しております。(Int. J. Environ. Res. Public Health 2015, 12, 9119-9130)
最近、当院でも歯茎の腫れを訴えて来院される方が増えております。当院ではYAGレーザーにて歯茎の治療を行う事で、違和感や痛みを取り除く治療を行っております。
ただ、痛くならない為にも、常日頃から歯周病の治療を受ける事をお勧めしております。