久しぶりに論文を書く
英語の論文を書く前に必ず読み直す本です。日本に戻ってきてからは、大学院生が入学するとプレゼントしていました。これから英語を勉強し直した方にお勧めです。
渡米直後の私の英語力は本当にお粗末なものでした。博士号を持っているのに、なぜ、聞けない、話せない、と周囲からは見られるし、情けなくて帰りたくて仕方ない日々が続きました。そんな時、2つの出会いが、私を救ってくれた事をこの本を見ると思い出します
- 深夜にゴミの回収にくるラテン系の恩師達
とにかく英語が話せない、周囲は仕事以外で私に話しかける事はありませんでした。極めつけは「Do you know what I mean」私には[ドユノーワライミーン]と聞こえましたが、何を意味するかさっぱり分かりませんでした。「わたしの言っている事がわかりますか」という質問が分からないのですから、会話が成り立つ訳ありません。
そんな時、話しかけてくれたのは、ゴミの回収をしてくれていた陽気なラティーノです。私が話せない、聞けない、なんてお構いなし、いつも陽気に話しかけてくれました。これが私の最初の英語の恩師達です。
- Slavkinから送られた本
Dr. Slavkinは弟子達に必ずこの本を送っていたそうで、私も頂きました。「英語を勉強するときは英語で勉強しなさい」とアドバイスを頂きました。どのように英語の文章を書くべきか、私の英語に対する感覚が、英語を母国語とする人々の感性と一致させるようこの本を読み直してから書き始めるというのが私のルーティーンです。
この夏になんとか3本まとめて投稿へ、今まで一緒に仕事をしてきチームのメンバー達の為に、苦手な英語との格闘が始まります。
洗練された美しい英語、、、憧れです。