当院も開業して一年が経ちました。

歯科衛生士も常勤２名、非常勤２名まで増え今、後益々皆様の口腔の健康維持・増進に貢献していきたいとスタッフ一同思っております。

 

当院での診療をご理解頂くのに、略歴からは分からない私を紹介したいと思い、ブログを開始しようと思いました。

 

最初の数回は私の臨床スタイルに今に至るまで影響を与えて頂いた恩師をご紹介したいと思います。

 

医学部と歯学部と二つの学部があるように、医学教育の中から、口腔（お口）だけが切り離されています。もちろんその結果、歯科が独自の進化をとげたのも事実です。一方で、昨今は歯の健康と全身の健康に関連性が取り上げられ、歯の健康が見直されていますが、ここに至って、医学部と歯学部が分かれている事の弊害を感じることも増えて来ています。

 

私自身、お口の健康から全身の健康を考えるきっかけを１８年前に、九州大学大石正道教授から学びました。大石教授は医学部と歯学部の両学部を卒業されており、医科と歯科の連携の重要施を２０年以上も前から唱えておられました。

 

写真に一緒に写っているDr. Slavkinは、アメリカの歯学教育の中に医科歯科連携を行う為のカリキュラムを作られました。現在、日本の歯学部で行われている教育プログラムの原型は彼によって作られたものであると言っても過言ではない教授です。

 

口腔の健康から全身の健康を守るという当院が掲げるスローガンはお二人の影響を強く受けています。生涯を通じた支援を行える歯科医院を目指しています。